妊娠期に必須の栄養素その1「葉酸」 | 共働き、年子のママの為の子育て情報局d89fe9bab88fab3fbabfabb8646d097e_s

妊娠し、さらに出産・授乳を控えた女性には、ぜひとも食生活に大変心を砕いて欲しいと思います。

もちろん御自分の周産期を健全で充実したものにするという目的もありますが、それは生まれてくる赤ちゃんにとってもとても重要なことだからです。

全体的にあまり良好とはいえなかった大昔に比べると、おおむね日本人の栄養状態は向上していますから、「子どもの分まで2人分食べろ」といった無茶ぶりや、

妊婦さんには何をおいても栄養価の高いものを与えようという発想はないようですが、

それでも妊婦さんが栄養を摂取することが、赤ちゃんの健全な発育にもつながることだけは、時代が変わっても変わらないことです。

出産後、特別な事情がない限り、母乳で育児をすることは大変望ましいことですが、そのためには、妊娠中から母親が自分自身の栄養状態を良好に保たなくてはなりません。

妊娠期に必須の栄養素 「葉酸」とは

ところで、「葉酸」という栄養素を御存知でしょうか。

妊活中の女性や妊娠中の女性、あるいはパートナーが妊娠中の男性などなら、どこかでその情報に触れている可能性も高いと思いますが、

そのくらい妊婦さんにとってマストの栄養素で、サプリメントなども出回っています。

では、葉酸というのはどんな栄養で、どのように摂取するのが好ましいものなのでしょうか。

まず、葉酸はビタミンB群の一種で、細胞の分化、つまりは身体の成長に大変寄与する栄養素です。

赤ちゃんは、妊娠初期は勾玉模様のように小さいものの、40週でしっかりと「小さな人間」の形で生まれ、さらには2カ月程度で体重が生まれたときの倍になるほど成長が早いものですから、

その成長に葉酸は絶対に欠かせないものだといえましょう。

最近の研究では、妊娠中の女性に葉酸が不足すると、神経管閉鎖障害の危険性が高くなることが指摘されています。

具体的にいえば、脊椎骨が形成不全になって二分脊椎症を引き起こしたり、脳がない状態で出生される「無脳症」などの障害です。

葉酸はウナギ、レバー、ブロッコリーやグリーンアスパラなどの色の濃い野菜などに多く含まれているといわれてます。

いずれも滋養のある食品ですが、特に葉酸というものを意識しなくても、積極的に召し上がっているという方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、「では、そういう食べ物をたくさん食べればバッチリ」と単純に考えてしまうのは、少し危険です。

というのは、今挙げたものはビタミンAも多く含む食品ばかりですが、実は妊娠初期にビタミンAを過剰摂取してしまうと、心臓や血管、目、耳などの異常というリスクも上がると言われているのです。

ただ、気を付けるべきは「過剰摂取」ですので、これらもまた大切な栄養素ではあり、あくまでバランスを考えて食べるべきだということです。

ただし、緑黄色野菜のビタミンAについては、必要な分だけ吸収されるという性質がわかっているので、これらはある程度積極的に食べても大丈夫なようです。

葉酸のオススメの摂取方法

ところで、人間というのは、どうしても極端な情報を与えられた方が頭に定着しますし、

またそういった情報を得ることで、極端に判断してしまいがちな面がありますから、今までの話を総合し、「じゃ、葉酸摂取はゼッタイ緑黄色野菜で!」と勢い込んでしまう可能性も否定できないのではないでしょうか。

しかし現実問題、野菜だけで理想的な量を摂取するのは結構大変です。

妊娠中だからこそ、もっとゆったり落ち着いた気持ちで、しかし必要な栄養はバッチリといきたいところです。

そこでオススメなのが「葉酸サプリメント」です。今はさまざまな商品が出回っていますから、評判などを調べながら、商品を吟味したいところです。

サプリメントを摂取するに当たり、好ましいのは「妊娠の1カ月前から3カ月前」と言われています。

つまり、妊娠したら摂りたいモノというよりは、妊娠を意識したら摂りたいモノというべきでしょうか。

赤ちゃんを授かり、産み育てるのは一大事業ですから、パートナーともよく相談し、計画的にいわゆる「妊活」をする人が増えているようですが、

実は「妊娠した」女性よりも、「妊活している」女性によりオススメしたいものなのです。

また、できれば父親(パートナー)も葉酸を摂取した方が望ましいとも言われています。

ビタミンAについて触れた際、過剰摂取の危険性について言いましたが、葉酸もまた過剰摂取はリスクにつながります。

1日0.4ミリグラムが理想的な量だと言われていますから、食品からの摂取に、サプリメントで足りない分を補うという意識で、バランスよく摂ってほしいものです。

心配なことは、かかりつけのお医者さんに相談してみるのもいいでしょう。


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