妊娠期に必須の栄養素その2「鉄、カルシウム」 | 共働き、年子のママの為の子育て情報局18ab21d18272b7fd5a94cbffb944b378_s

今回のお話は、妊婦さんにはぜひ積極的に摂ってほしいミネラル、「鉄」と「カルシウム」についてです。

 鉄のはたらき、必要性

妊娠した女性の体は、へその緒で赤ちゃんとつながり、赤ちゃんを支えるために胎盤をつくりますが、これには大量の血が流れているため、おのずと血液量が増加し続けていきます。

赤ちゃんはお母さんの胎内ですくすくと育っていきますから、それに従ってへその緒は太く、胎盤は厚くしっかりとしてきます。するとますます血液量が増えるというわけです。

そしていざ出産となると、そのときの血液量は、妊娠していない状態のときの1.5倍にもなっているのだとか。

となると、心配なことがあります。それは「貧血」という状態です。

血液を体内で作るためには鉄分が必要ですから、大量に意識的に摂取する必要がありますが、

鉄分というのは摂取・吸収が難しい栄養素という側面がありますから、食物の栄養価の情報に敏感になり、できるだけ工夫をして多く摂る努力が必要です。

妊娠して間もない頃に鉄分が少なくなり、貧血になると、流産や早産にもつながりますが、この時期は「つわり」がひどく、食べられるものが制限されるという人も珍しくありません。

つわりは生理的にどうしようもないものだとしても、気は心といいます。赤ちゃんのために栄養を摂らなければと気丈に考えれば、だんだん症状がよくなることも期待できます。

いずれにしても、鉄分がどんな食品に含まれているか、どのように摂れば吸収がいいか、しっかりと覚えておくべきでしょう。

鉄分が多い食べ物は、レバー、牛肉、卵の黄身などです。

これらを中心として、良質なたんぱく質をたっぷりとバランスよく摂りましょう。

また、吸収をよくするためには、ビタミンCも併せて摂取するのが望ましいので、野菜や果物もしっかりと摂るべきでしょう。

貧血が深刻な状態の場合は、薬を処方される可能性もあります。

妊娠中の薬の摂取は慎重を要しますから、お医者さんや薬剤師さんとの相談が不可欠です。

決して自己判断で市販のサプリメントや造血剤などをのまないようにしてください。

カルシウム

鉄分が血液にとって不可欠な栄養素ならば、カルシウムは骨や歯を作るのになくてはならないものです。

カルシウムは臨月が近づくと、胎盤にたまるといわれますので、妊娠末期には特に意識してたっぷりと摂取する必要があります。

この時期にカルシウムが不足すると、赤ちゃんはお母さんの骨からカルシウムを摂らざるを得なくなってしまい、最悪、胎盤へのカルシウム供給が不十分になってしまいます。

カルシウムは、食事に大豆食品を多く摂り入れたり、乳製品を摂る習慣があったりする日本人にとっては、普段の食生活からでも十分に摂れているもので、鉄分ほどは供給が難しくないともいえますが、

そういった食品が苦手な方や、カルシウムの吸収を鈍くする加工食品(カップ麺など)をたくさん食べる習慣がある人は、せめて妊娠中だけでも食生活を改める必要があります。


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