子どもの爪が割れたり、はがれたりしてしまったときの対処法 | 共働き、年子のママの為の子育て情報局tsumekiri_woman

そもそも爪ってなあに?

爪の正体を御存じでしょうか。

皮膚(肌)よりも固い部分なので、たまたま性質の違うものが指先に付属しているような捉え方をしている方もいらっしゃるかもしれませんが、形状が特殊なだけで、爪もまた皮膚の一部なのです。

もっと厳密に、皮膚が角質化したものというべきでしょうか。主成分はたんぱく質の一種であるケラチンであり、実はそれなりに水分も含んでいます。

冬場の水仕事で手が荒れると爪もボロボロになってしまったり、栄養が行き届かずに、表面がボコボコになったり、割れやすくなったりするのはそのせいです。

爪と一口にいっても、面積の広い一番「爪らしい」部分を“爪甲(そうこう)”、付け根の部分は“爪根(そうこん)”と呼び分けることができます。

もっと奥まった根の部分には、“爪母(そうぼ)”と呼ばれるところもありますが、目に触れるところではないため、なじみも薄いのではないでしょうか。

爪の付け根の部分が白くなっているのは“爪半月(そうはんげつ)”と呼ばれる部分で、その名のとおり、さながら半月というか、若干三日月を思わせる形です。

半月が大きく目立つ人は健康的な爪であるという俗説もありますが、あまり根拠はありません。特に子どもの場合、爪自体がかなり小さく、したがって爪半月の部分は見えなくても不思議はありません

子どもの爪が割れたり、はがれたりしたときの対処法

大人ならば、生爪をはがした経験がなくても、「生爪をはがす(あるいははがれる)」という言葉から、強烈な痛みや生々しさを連想してしまうのではないでしょうか。

爪は一見、大した意味のない附属物のように見える存在ですが、手の爪がない場合、うまく物をつまむことができなくなりますし、足指の爪の場合は、ぐっと踏ん張って立つことができなくなるといいます。

実はとても意味のある、大事な体の一部であるということです。

爪が割れたり、はがれたりしてしまったら、爪の下の部分がむき出しになり、大変痛いといいます。子どもならば、火がついたように泣き出す可能性もあるでしょう。

「大丈夫だよ」と優しく声をかけながら手当てをした後、病院に連れていってあげてください。

手当てをする上で大切なのは、むき出しの傷口をしっかり消毒することと、むけてしまった爪を載せ、ガーゼなどで巻いて固定することです。

傷口に黴菌が入るおそれもあるので、不潔な手で触れないように注意してください。取れてしまうまではいかない、一部の「割れ」の場合は、上からバンソウコウを張って固定してください。

病院で診てもらったら、その後の処置や日常生活で気をつけるべきことなどをドクターからよく聞いておきましょう。はがれた爪は、1カ月程度の時間はかかりますが必ず再生するものです。

爪の切り過ぎにも困った問題が

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爪はいつも短く切り、切り口にはヤスリをかけるなどしてなめらかにし、爪の間によごれや垢がたまらないように注意しましょう。

園と家庭のやりとりを記録する連絡ノートなどを利用して、爪が伸びがちなお子さんの場合、親御さんにも爪の清潔を保つための協力をあおいでみましょう。

爪が伸びていると、何か繊維状のものなどにひっかけた結果、はがれてしまうというトラブルの可能性もあります。

ただ、大人用の大きな爪切りだと、思ったらよりも深く切ってしまい、深爪の状態になってしまうおそれもあります。

小さなお子さんの爪はやわらかいので、子ども用のはさみ型の爪切りで少しずつ丁寧に切った方がいいでしょう。

眉の手入れに使われるはさみほどの大きさで、刃先が双葉のように丸まっているもので、ベビー用品コーナーなどで売られています。

深爪をしてしまったときは、水道水を流しっぱなしにしたところに指先をさらして洗い流し、上から傷口を外気にできるだけ触れさせないように、蓋をするようにバンソウコウで覆うといいでしょう。

 巻き爪は癖になります

足に合わない靴を履いて、足の爪が皮膚に巻きつくように食い込んでしまう、いわゆる「巻き爪」になってしまう人は、大人でも大勢います。

小さな子どものやわらかく未発達な足ではなおのことですが、保護者が気づかず放置して、園で子ども本人が痛いと言うのできちんと見てみたら……というケースが多いものです。

子どもは成長が早く、靴や服のサイズも年単位、半年単位程度で変わってしまうことはしばしばあるにも関わらず、大人の感覚で、靴は1、2足用意したらしばらく買い替えをしようという発想が起こりにくいことや、

その靴や靴下で覆われているため、手の指先ほど注意を払うことがないことも、原因として考えられます。

巻き爪になると、治療が必要です。日帰りの簡単な手術で一時的によくなることもありますが、その後、履物に気を使うなどの対応をしないと、また同じことを繰り返す結果になります

子どもの保護者と巻き爪について話す機会を設け、もしも気づいていない、あるいは理解していない様子だった場合は、ちょっとした進言も必要になるでしょう。

「まず、気を付けて見てあげてください」と、角が立たない感じで話してみましょう。

爪の根元が損傷したときの対処法

ドアなどの固いもので指を挟んでしまった場合、目だった外傷や骨折の様子が見られなくても、爪の中で出血(内出血)している場合がありますので、もし子どもが手指を挟んでしまったら、爪をよく観察しましょう

大したことがなければ、多少の痛みはあるにせよ、自然に治っていってしまうものですが、爪が傷んで黒ずみ、その後の割れやはがれにつながる可能性もあります。

化膿しないように消毒をして、刺激から手指を守るために、バンソウコウで保護しておいたほうがいいでしょう。

前述のように、はがれてしまった爪はいずれ再生するものですが、根元の“爪母”の部分に損傷があると、再生してこない可能性もあります。

爪母は目に見えない部分なので、判断が難しい場合は、外科のお医者さんに診てもらって、正しく手当てしてもらうことが大切です。

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