【子どもの不慮の事故】事故を減らすために必要な心配りとは | 共働き、年子のママの為の子育て情報局resize.php

子どもの死亡原因の第1位は「不慮の事故」です

厚生労働省から毎年度発表されている人口動態統計というものがあります。その調査によると、子どもの死亡原因として、「不慮の事故」は常に上位に上がる項目だということです。

0歳児の場合は「不慮の窒息」、動きが活発になってきた1歳から4歳までの子どもは、「交通事故」「転倒・高所などからの転落」「溺死」などの、大きなくくりでいう「不慮の事故」が死因のトップになっているといいます。

ここからわかるように、あらがえない病気などではなく、防ごうと思えば防げた事故で命を落としている子どもがたくさんいるということです。幸い一命は取り留めたとしても、いわゆる「不慮の事故」と呼ばれるもの自体は、さらにこの何倍もあることは想像に難くありません。

先ほども申し上げた交通事故や転倒・転落のほか、「何か不適切なものを飲み込んでしまった」「火傷を負った」といったものも、不慮の事故に含まれるものです。

繰り返しになりますが、どうしようもない不可抗力ではなく、周囲の年長者が目配りをすることで防げるのが「不慮の事故」であることがおわかりいただけるでしょう。

 子どもの「不慮の事故」を減らすには、「心配り」と「アイデア」

そもそも「不慮」とはなんでしょうか。逐語的にいえば、「慮(おもんぱか)らず」ということです。

辞書をひもとけば、「不意」「思いがけず」などと載っているかと思います。しかし、例えば家の敷地内で、「安全確認を怠った」身内に轢かれてしまった子ども、大人が「ちょっと目を離したすきに」高所から落ちてしまった子どもなど、ニュースで報道されることがよくあります。

これが「不慮」なのか、正直ちょっと首をひねるところです。

加害者の立場になってしまった保護者たちは、「私がちゃんと見ていれば」と自分を責めることが多いでしょう。実際ネット上などでは、子どもを失って嘆き悲しんでいる両親や、愛護していた園児を死なせてしまったことを悔やむ園スタッフなどに、無責任で心無い言葉を投げつける人々も少なくありません。

子どもの不慮の事故によるけが、最悪の場合は死につながるような事態を、これ以上重ねないためには、子どもが安心してのびのびと活動できる場所をつくっていくことが何よりも大切です。

例えば、幼稚園、保育園、認定こども園といった、日常的に多くの子どもを限られた数のスタッフで見る環境の場所では、どのような心配りが必要になるでしょうか。

まず、事故や子どもの危険行為を促してしまうような環境を改めること。これが何よりです。また、子どもたちの保護者とスタッフとがうまくコミュニケートできていない場合、環境づくりの上で協力しあえない場合もありますから、連絡を密にし、お互いに理解と協力を求めることも大切です。

ところで、少し厳しい話になりますが、乳児の場合、SIDS(乳幼児突然死症候群)で亡くなるケースがあります。保育園での保育中に発生した場合は、保護者が園を相手取った訴訟に発展するケースもありますが、実際、SIDSについてはいまだ明確な原因が不明です。

保護者の喫煙うつぶせ寝などがしばしば原因として挙げられますが、断定はできないのが現状です。

園の対応としては、不安要素であるうつぶせ寝を避け、窒息のリスクを下げるといった対策程度しかとれないかもしれませんが、このような認識があるかないかだけでも、対策や準備ががらっと変わってきます。

そうした情報収集のためには、自治体や関係団体から出されている小冊子や、開催しているセミナーなどが大変役に立ちます。知識や情報をどんどん集め、それをきちんと活用できるように理解を深めることが重要です。

以上、子どもの「不慮の事故」を減らすために気をつけるべきことをまとめてみました。参考にしていただけたら幸いです。


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