子どものけが対処法 今昔物語 | 共働き、年子のママの為の子育て情報局family_danran_big

医学は日に日に進歩し、今までは常識と思われていた情報も、どんどん更新されたり訂正されたりしています。

幼稚園や保育園といった、不特定多数のお子さんを預かっている機関でも、できれば最新情報を押さえておいていただきたいところです。

 子どものけが対処法 昨日の常識は今日の非常識かも

御自分の子どもの頃を思い出してみてください。

カッターなどで切り傷を作ったり、転んでひざをすりむいてしまったりしたとき、園の先生や保護者の方は、どんなふうに手当てをしてくれたか覚えていますか。

恐らく、「オキシドール」や「赤チン」などを用いて、傷口を薬品で消毒し、あとは乾燥させるというのがお約束だったのではないでしょうか。

昔はよく膝頭を赤チンで真っ赤に染め上げた子どもを見かけたものです。

しかし、御存じでしょうか。現代の手当て方法は、傷口の消毒はせいぜい水で洗い流す程度というのが常識になっているのです。

その上、傷口を乾かすという発想もなく、むしろ傷口からの滲出物を利用して傷の治りを早くするようなタイプの、ちょっと特殊な絆創膏が使われることすらあります。

これは一体、どういうことでしょうか。

こういった現象は、人間の体の構造、けがをした場合、どのような段階を経て治っていくかなど、知識としてあいまいだった部分が理論的に解明されていった結果、

より理にかなった有効な手当て法が徐々に分かってきたために起こっているにほかなりません。

先ほど触れた赤チン(正確にはマーキュロム液といいます。そういえば無色透明の消毒液で、これとよく似た商品名のものもありましたね)などは、ケガの手当てに使うものの代表格でしたが、

今はむしろ人体によくない影響があると懸念されてさえおり、ほぼ姿を消した状態になっています。

赤チンなき後、無色透明の消毒液も重宝された時期がありましたが、流水消毒が常識になりつつある今となっては、これすら時代遅れの代物です。

ケガの手当てにとって大切なのは、「何を使うか」にこだわることではなく、「何をどう使えばより傷が早く治るか」ですから、自然ともいえる流れでしょう。

 “情報更新”は積極的に

自分自身で出産経験があるという女性は、自分のお子さんの母子手帳はお持ちだと思います。

当然、どんなことが書かれているかも御存じでしょう。それを前提としてお尋ねしますが、あなたのお母さんがあなたを産んだときの手帳はごらんになったことがありますか。

嫁入り道具の1つとして娘さんに渡すお母さんもいるので、あるいは「お持ち」だという方もいるのではないでしょうか。

もし2冊同時に開く機会があれば、ぜひ見比べていただきたいのですが、昔は常識だと思われていた情報が、現代では削除されている例もあるのです。

赤ちゃんには日光浴をさせましょう」などはその典型ではないでしょうか。

世代の違う同士が子育てへの意見が対立するという話はよくあります。常識として教えられてきたことに食い違いがあれば、仕方のないことでしょう。

実の母娘、お姑さんとお嫁さんなどがお互いに「お母(姑)さんの考え方は古い」「今の若い人は常識がない」とお互い譲らない状態では、一番かわいそうなのは板挟みのお子さんです。

そしてこれは、園で働くスタッフ同士のゼネレーションギャップからも起きる可能性のあるトラブルです。

日々新しくなってきている常識という点で、若い方に分があるのは仕方ないとしても、「古臭い常識で口を出すな」といわんばかりの態度はいただけません。

ベテランのお母さん、スタッフの皆さんも、「若いくせに生意気を言うな」と跳ねつけず、言い分に耳を傾けてみましょう

お互いが歩み寄って、お子さんにとって一番いい保育(育児)、その一環としてのけがの手当てについて模索していくのが何よりです。


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